普段何気なくやっているけど正しい動作を知らないこと、実はたくさんあります。 教えてもらってないということがたくさんあるのです。私たちが成長する段階で自然と身につけているのに、大人になるにつれて忘れてしまっているも のを今回はご紹介します。ここでご紹介するのは「立ち方」です。 普段立っている時に体のどこを使って立つということ、誰かに教えてもらった人は少ないと思い ます。 私たちは子供の頃ハイハイからつかまり立ちになった時、自分の体の感覚で立ち方を学んでいま す。 でも立つことが当たり前にできるようになってしまうと、覚えて感覚を忘れてしまいいつしか楽 な立ち方に変わってしまいます。その楽な立ち方が姿勢を崩し、体型を崩してしまうのです。今日は立ち方の中でも「足の裏」の使い方についてみていきましょう。 1日の中で何回も立っているけど、足の裏のどこに体重を乗せているなんて考えないと思います。 そこで、今日からちょっとだけ足の裏のどこを使うのかを意識してみてください。 それだけで体は変化していきます。では一体どこを意識するのか?それは足の指の中指と薬指の付け根付の膨らみです。 運動していると「母趾球」を意識しなさいと言われることもあるとありますが、母趾球は意識し なくても使えます。 使えていないのが外側なので、中指と薬指の付け根付の膨らみを意識して立ってみて下さい。内側に体重が乗りすぎている人は足の裏の内側が浮いてしまう感じをおぼえるかもしれません。 その時は一旦足の裏の内側を浮かせてゆっくりと地面につけていきましょう。 この時に体重をかけすぎないように注意して下さい。 あくまで体重が乗っているのは中指と薬指の付け根付の膨らみです。今日からこの部位を意識して立って下さい。 母趾球ばかり意識していると、体重が内側にかかりすぎるのでふくらはぎの外側が張って太くなり ます。外側に意識を変えるだけで、足が細く見えます。 続ければ体重は変化していないのに、パンツのサイズがダウンしたなんてこともあるのです。また膝の内側が痛い方も内側に乗りすぎている傾向にあります。 ちょっとだけ意識を変えてみて下さい。外側で立てるようになったら歩く時も外側を意識するのですが、まずは立っている時の使い方を 完璧にマスターしましょう。立てない人は歩くこともできません。 自分の靴の裏を見て内側、特に内側前方が減っている人は要注意です。 今すぐ外側意識に変えましょう。日々の動作の積み重ねが私たちの体を変化させるのです。 基本姿勢を身につけて、正しい体の使い方で運動することが大切なのです。まずは立ち方・足の裏の使い方をマスターしましょう。 それが体の変化への近道です。